売れる商品作成法　商品のライフサイクルから考える参入タイミング思考

 

売れる商品を作り出すための思考

商品のライフサイクルとは

どんな商品にも市場の寿命と言うのがあるのですが
その一連の流れを4つに分類したのが商品ライフサイクルになります。

・導入期

導入期と言うのは商品自体がまだ認知されていない状態になります。

この状態で参入するとライバルがほとんどいないというメリットはあるのですが
そもそも認知されていない状態なので認知してもらうための広告費がかかります。

なので、あまり早い導入期の市場に参入するのは資本がないと
なかなか厳しいタイミングになります。

・成長期

成長期に入るとその市場自体が認知され始めて
商品（サービス）を出せば売れる状態になります。

あなたが商品（サービス）を出すときは成長期に参入すると
効率よく商品を手に入れていただくことが出来ます。

・成熟期

成熟期に入ると市場にライバルがたくさん出てきて
需要よりも供給の方が多くなります。

ライバルがたくさん出ることによって価格競争が激しくなっている状態なので
差別化を意識した展開をしていく等の戦略をしっかりと考えていかなければいけません。

・衰退期

衰退期に入るとその市場自体の需要が減っていく状態になります。

この時期の市場に参入すると
ビジネス寿命が非常に短いのであまりお勧めできる状態ではありません。

ただ、ライバルも減っている状態ではあるので
さいごに稼ぐことが出来る可能性もある状態ではあります。

商品（サービス）には必ずライフサイクルがある

どんな商品でも必ずライフサイクルと言うものが存在しています。

例えば
あなたがテレビの販売員だったとします。

テレビが登場したばかりの頃だったらテレビってバカ売れだったと思うんですよ。

それがライフサイクルの

導入期⇒成長期

の部分になるんですよね。

このウハウハ状態からみんながテレビを持つようになって
テレビを作ってもなかなか売れなくなってくる時代に突入していくわけなんですよ。

これがライフサイクルの

成熟期

になる訳ですね。

そして、テレビと言うもの自体に需要がなくなって
どんどんと手離す人が増えてくる状態になると

衰退期

になっていきます。

まとめ

商品ライフサイクルと言うのはどの商品（サービス）にも存在します。

そして、参入のタイミングを間違うと
あなたの商品が売れるまでにものすごく時間がかかってしまう訳なんですね。

下手したら全く売れないということもあります。

じゃあ衰退期に入ってしまった商品（サービス）はもうダメなのか？

と言うと必ずダメということも無いんですよね。

先ほどのテレビの例でも伝えたのですが
テレビと言う商品自体は成熟期から衰退期に向かっています。

ただ、少し見方を変えて

人がメディアを楽しむ

と言う観点から見てみたらどうでしょうか？

まだまだ成長段階の市場なのではないでしょうか。

テレビを見るという行動からYouTubeと言うネット動画で楽しむという様に
メディアの付き合い方は変わってきていますが新しい成長市場が見つかってくると思います。

自分が提供できる商品（サービス）が
現在、商品ライフサイクルのどこに位置しているのか？

常に考えて参入タイミングを考えていくと
結果が全く違くなると思いますのでぜひ参考にしてみてください。

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