体験マーケティングファネルから考える自分ビジネスの全体像

好きな事を仕事にするときに
『どうやったらお金になるのか全体の流れを把握したい』
と思っている人も多いと思います。

こんな時に役立つのがマーケティングファネルというツールです。

ただ、マーケティングファネルだけでは
これからの時代に対応するのは難しくなってきています。

・・・・と言うのも
これからの時代は『モノ消費からコト消費』の時代になってきているからです。

昔の様にモノが不足しているような時代では商品を作れば売れるという時代でした。
ところが現代社会ではモノがあふれている時代です。

モノ自体には価値を感じなくなってきており
コト消費と言われるように体験自体の方が価値が出てきたんですよね。

なのでモノの価値+体験の価値が合わさって初めて買うという所に行きます。

例えば
『車』という商品があったとします。

昔は『車』そのものに価値を感じている時代でしたので
性能やスペックをあげていくだけで売れていました。

ところが現代はどうでしょうか?

『車』そのものの価値だけではなく
『家族との楽しい思い出』などの体験が合わさって初めて購入という行動を起こします。

車の性能+快適な車内空間や乗り心地などの体験に
価値を感じてお金を出すわけなんですよね。

なので今までのマーケティングファネルに『体験』と言う概念を入れると
より精度の高いマーケティングファネルが作れるよね!という感じです。

マーケティングファネルとは

マーケティングファネルのファネルとは理科の実験に使う『漏斗』と言う意味です。

ファネルの一番上が一番人数が多く
あなたの商品(サービス)の見込み客になる可能性がある潜在的な層になります。

関係性が一番薄いのも上の層の人たちになります。

そして、下に行くほどに濃い関係性になっていくのですが
それと同時に人数も減っていくので逆三角形の形になっています。

潜在層から見込み客になり顧客になっていくのですが
その過程がろ過していく過程と似ていることからファネルと言われています。

ファネルを使う事によって
一目でどこに問題があるのかが分かるようになります。

例えば
あなたの商品(サービス)を100人の人に知ってもらった時の計画を練るとします。

計画

あなたの商品を知る:100人

あなたの商品に興味を示す:70人

あなたの商品を買う方向で検討する:40人

あなたの商品を買う:10人

ところが実際には

現実

あなたの商品を知る:100人

あなたの商品に興味を示す:70人

あなたの商品を買う方向で検討する:10人

あなたの商品を買う:1人

という結果になったとします。

この結果から

あなたの商品に興味を示す

あなたの商品を買う方向で検討する

の間が改善点だという事が分かりますよね。

お金になる仕事を作る体験マーケティングファネルとは

それでは体験マーケティングファネルとは何かというと
従来のマーケティングファネルの中に『体験』を入れることになります。

先ほどのマーケティングファネルの『現実』で見せた人の推移で

あなたの商品に興味を示す:70人

あなたの商品を買う方向で検討する:10人

という数字はモノの価値だけで計画を練っていると
かなり似たようになる可能性は高いです。

今までのマーケティングファネルの場合
良いものを作れば一定の割合で売れるであろうという考えのもとで作られているんですね。

なので漏斗の様に逆三角形の様に人の計画が出来たのですが
今の時代はモノ消費からコト消費の時代になってきました。

以前は人が行動する動機としてモノの価値だけでも十分だったのですが
これからの時代はモノ+体験までいかないと行動してくれなくなってしまいました。

なので好きな事を仕事にする場合はマーケティングファネルに
『体験』という物を盛り込んでいく方が良いという訳です。

例えばあなたが
『料理教室』をやりたいと考えています。

近所の人からもすごい評判が良くてメディアにも取り上げられています。

『これだけ評判が良ければ一定数の人は料理教室に参加してくれるだろう』
なんて考えますよね。

従来のマーケティングファネル通りなら
100人に知ってもらえれば10人は入ってくれるだろうと計画します。

ところが実際に入ってくれたのは1人・・・・

どこが問題なんだろう・・・という事で
マーケティングファネルを見直してみます。

料理教室のマーケティングファネル

あなたの料理教室を知る:100人

あなたの料理教室に興味をもってくれる:70人

あなたの料理教室を前向きに入る気でいる:10人

あなたの料理教室に入る:1人

興味をもってくれている人が70人もいるのに
前向きに入るという所まで行く人が10人にまで減っているという現実がありました。

現代の人は料理が上手になりたいと興味は持っていたとしても
実際に前向きに動くという行為まで行く人はかなり減ってしまいます。

これは、商品やサービスがあふれている現代では良くあることだと思います。
商品自体に興味があったとしても実際に手に入れたいと思うほどの事ではないんですよね。

・もっと他に良い料理教室があるかもしれない
・もっと他に良い時間の使い方があるかもしれない
・そもそも料理教室に行くほどの重い腰が上がらない

なんて思う方の方が多いと思うんですよ。

そこで興味を示してくれた人に1度行動を起こしてもらうための『体験』を
入れてみる考えだったらどうでしょうか?

例えば一度『無料で料理教室』を体験してもらうとか『親子料理教室』とか
なんでも良いので興味を示してくれた方に体験してもらう事を考えます。

人は一度行動を起こして素敵な体験をすることで次も行動しやすくなるんですね。

体験マーケティングファネル

あなたの料理教室を知る:100人

あなたの料理教室に興味をもってくれる:70人

あなたの料理教室の無料体験:50人

あなたの料理教室を前向きに入る気でいる:30人

あなたの料理教室に入る:10人

この様に体験をしてもらう事で最終的に数字が改善します。

どの様に行動してもらうかを考えるのが大切

先ほども伝えましたが
人を動かすことがこれからの時代では必須の項目になってきました。

モノの価値だけでは動かなくなってきた人を動かして購入してもらうことが出来る人が
これからの時代では稼ぐことが出来ると思います。

あなたの商品を買ってもらうためには
モノの価値+体験価値が合わさった時になります。

『自分のサービスをどうやったら経験してもらえるか?』
を常に考えていく様にして素敵なお客さんを見つけていってください。

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■宮下永司詳しいプロフィール
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様々なジャンルのウェブの稼ぎ方や仕組みの構築方法を教えることが得意

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1商品で月商100万円達成のオリジナル商品を販売
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・情報商材で仕組み化した状態で100万円以上の売り上げ達成
【クライアント様の実績】
・新規事業で月収40万円達成の貿易会社社長
・趣味の釣りで月収10万円達成の副業サラリーマン
・オーダーメイドで一日で2万円達成のオーダーメイドアクセサリー店長
・転売ビジネスで年商1000万円達成のサラリーマン

現在は自身のビジネスを仕組み化した状態にしつつ
『好きな事でお金を稼ぐための起業のお手伝い・コンサルティング』を行っている。